窓リフォームの補助金、1月17日「先進的窓リノベ事業」の事業者登録 開始

「住宅省エネ2023キャンペーン」(国土交通省、経済産業省、環境省の3省連携により行う補助事業)の中の一つの「先進的窓リノベ事業」の事業者登録が、2023年1月17日に開始されます。

目次

窓のリフォームで補助金がもらえる「先進的リノベ事業」

「先進的窓リノベ事業」とは、2022年11月の第二次補正予算で可決された経済産業省の「住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業」と環境省の断熱窓への改修促進等による家庭部門の省エネ・省 CO2加速化支援事業」の合同の補助事業です。

対象となる窓リフォーム

 窓(ガラス・サッシ)の断熱改修工事
    内窓設置、外窓交換(カバー工法)、外窓交換(はつり工法)、ガラス交換
       注意!:引戸・ドア交換は対象外です

補助対象の住宅

  ■ 戸建住宅・低層集合住宅(3階以下の低層住宅)
  ■ 中高層集合住宅

補助額の上限等

 ・一戸当たりの上限補助額:200万円(補助額5万円~200万円/戸)
 ・リフォーム工事内容に応じて定める額(補助率1/2相当等)
   ※複数回の申請を行う場合でも、一戸あたりの補助額の上限は上に示すとおり。
   ※1申請あたり(1)または(2)の合計補助額が5万円未満の場合は申請できない。

補助されるリフォーム後の窓の性能と大きさによる補助額

戸建住宅・低層集合住宅における窓の性能と補助額のみ記載します。
補助対象工事の窓は、熱貫流率(Uw値)1.9以下等、建材トップランナー制度2030年目標水準値を超えるもの等、一定の基準を満たすものと指定されています。


具体的には、下の図のようになります。

戸建住宅・低層集合住宅における窓の性能と補助額

 ※1 大:ガラス(一枚)の面積 1.4m2以上。サッシ(一箇所)の面積 2.8m2以上。
 ※2 中:ガラス(一枚)の面積 0.8m2以上 1.4m2未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6m2以上 2.8m2未満。
 ※3 小:ガラス(一枚)の面積 0.8m2未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6m2未満。
 ※4 ガラス交換は、箇所数ではなく、交換するガラスの枚数を乗じて算出。ドアに付くガラスのみ交換の改修は対象外。

補助対象期間

事業登録の開始

リフォーム事業者は、補助事業者としての登録=事業登録を行うことで、補助金の申請を行うことができます。
     事業登録:2023年1月17日より開始
 住宅所有者等がリフォーム事業者に工事を発注(工事請負契約)して実施するリフォーム工事に限定されます。

公布申請時期

 交付申請期間 令和5年3月下旬~遅くとも令和5年 12 月 31 日(予定)

工事請負契約締結の時期と工事実施時期

  詳細は、先進的窓リノベ事業のホームページをご覧ください。

「先進的窓リノベ事業」の窓はなぜUw1.9以下なのか?

先進的窓リノベ事業の窓は高断熱仕様です。なぜUw1.9以下なのか、どうしてこんなに高断熱の窓を使わないと補助金が申請できないのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

この続きは、『「先進的窓リノベ事業」の窓は、なぜUw1.9以下が必要なの?』に記載しております。

  • URLをコピーしました!
目次